IAMCRのカルタヘナ学会で、コミュニティ放送における番組審議会の可能性と課題についての発表を行ってきました。個人的には十分なモデル化に至っていないことを反省しつつ、チェアからの質問コメントを踏まえ、論文投稿に生かしたいと思っています。IAMCRの公用語にはフランス語とスペイン語も含まれており、そのため、セッションの半分がスペイン語で、十分に理解できたわけではないのですが、その発表の数からも、特に南米での地域メディア、市民メディアに関する研究関心の高さが窺われました。フレイレを祖とする実践の系譜も影響しているように思われます。その他、次世代のジャーナリズムやメディア・リテラシーに関するセッションにも出席しましたが、いくつかの先鋭的な試みが紹介されるものの、その収益構造を含め、いまだどこでも模索状態にあるようです。
カルタヘナの町は大変カラフル、かつ歴史的な世界遺産で、もわっと肌を包む熱気は名古屋にも似ています。コロンビアというと治安の悪さが思い起されますが、カルタヘナには辻ごとに警官が立っており、旧市街の治安は保たれていて、危ない思いをすることはまったくありませんでした。それよりも学会最終日の雷雨は2ー3時間降り続き、道は大洪水。町の人びとには日常のことだそうですが、私を含む学会ビジターたちは大騒ぎでした。

 

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