大学院入試、あるいは3年生後期のゼミ選択についてお問い合わせをいただく時期になりました。

基本的には、以下の研究をしたいという方を歓迎します。

・研究対象としては、1)科学研究費C 『次世代型ジャーナリズムのファンドレイズをめぐる調査研究』 に関する研究,  2)マイノリティ, 困難を抱えた人々によるメディア発信やコミュニティ・ラジオ, デジタル・ストーリーテリングなど, 周縁からのメディア発信, 報道をテーマとする研究,3) 放送をめぐる研究(特にローカリティや周縁性など)

・方法論としては、1)フィールド調査(インタビュー、エスノグラフィー、参与観察などとそのテキスト分析), 2)アクション・リサーチ , 3) 歴史研究

・外国人の方はN1を保持しておられること、できれば150以上。日本人の方は英語がTOEIC750点以上が望ましいと考えます。

※ 参考のために、現在のゼミ生のテーマを列記しておきます。現在は、ロシア、中国の留学生もいます。それぞれの研究に互いに協力しつつ、自律的に研究を進めていくことを目標としています。

ー M2「変容エージェントとしての被災地コミュニティFMの役割:ポスト震災をめぐるローカルアイデンティティの形成」

ー M2「刑務所ラジオにみるリスナー参加の意義:ナラティヴ・アプローチを媒介に」

ー M1「中国残留孤児のデジタル・ストーリーテリング:パブリック・ヒストリーの視点から 」

ー M1「日本における同妻(ゲイの妻)のメディア活用をめぐるエスノグラフィー」

ー B4「ラグビー日本代表をめぐる記事・中継の分析:「日本らしさ」とは何かをめぐって」

・ 2022年5月25日に第1回 オンライン入試説明会を行いますので、是非ご参加ください。

・ 他に、大学院入試については、以下の情報に従って準備をしてください。今年も状況が変化する可能性もありますので、まめにチェックしていただくといいかと思います。また出願前に一度メール(a-ogawa /atsign/ i.nagoya-u.ac.jp) で内容等についてご連絡をください。

名古屋大学情報学研究科 入試総合情報

名古屋大学情報学研究科 社会情報学専攻 グローバルメディア論講座