次世代型コミュニティメディアのファンディングについて考える
第2回 運営形態 (社会福祉法人と一般財団法人)

世界各地でコミュニティメディアの資金調達が難しく、メディアが撤退する「ニュース砂漠」が課題となっています。本研究会では、コミュニティメディアの資金調達について日本や世界の事例をもとにブレインストーミングをします。

第2回は運営形態。
当初は株式会社形態がすべてだったコミュニティメディアですが、最近では、一般社団法人や一般財団法人による運営も増えてきました。こうした法人がコミュニティの情報発信を行うことにはどのような利点や課題があるのでしょうか。
そこで今回は、社会福祉法人としてFM五條を立ち上げられた社会福祉法人 祥水園理事長、塩﨑万規子さんと、一般財団法人が運営するFMまいづるの運営とともに、株式会社パブリックメディア京都を設立・運営されている時岡浩二さんにお話をお伺いします。

社会福祉法人 祥水園とF M五條
http://shousuien.or.jp/fm_gojo/
https://www.instagram.com/fmgojo/
一般財団法人 有本積善社とFMまいづる
https://775maizuru.jp/

ローカルな情報産業という公益的な事業を株式会社以外の形態で運営することの利点と課題について考えます。
つきましては多くの皆様のご参加をお待ちしております。詳しくはa-ogawa(at sign)i.nagoya-u.ac.jpまでお知らせください。
ご関心のある方にご紹介いただければ幸いです。

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日時 : 2022年5月20日(金)19:00-20:45

スケジュール
19:00- 研究会主旨(小川)
19:05- FM五條の事例
19:30- FMまいづるの事例
19:55- 質疑応答
20:45  終了

追記:当日は奈良県五條市の社会福祉法人 祥水園さん併設のカフェからzoom配信させていただきました。社会福祉法人も一般財団法人も、別法人があることによって、場所や機材、人材などが融通しやすいという利点があることが見えてきたのではないかと思います。詳細は放送レポートに掲載予定です。写真はFM五條のスタジオ。特別養護老人ホームの一角にある一般の人も使えるジムの一角にあります。