収録した音声の編集について

なぜ編集が必要なのか
収録した音声には、言い間違いや空白の時間、音量のばらつき、雑音などが含まれていることがよくあります。
また、複数人でトークセッションしている場合は、それぞれのデータを1つにまとめる作業が必要です。
Podcastは「音だけで伝えるコンテンツ」だからこそ、編集によって聞きやすさを向上させ、クオリティの高いコンテンツに仕上げましょう!
編集で出来ること
不要な部分のカット
「えー」や「あー」などの無駄な言葉や、長すぎる沈黙など不要な部分をカットし、テンポの良い会話に整えます。
言い間違いなどをカットすることで、より自然で聴きやすい番組になります。
ノイズの除去
マイクのホワイトノイズや環境音などを除去し、クリアな音質にします。
ノイズリダクションを適用することで聞きやすくなりますが、かけすぎると不自然な音になることもあります。
音量の均一化
複数人で話しているなど、それぞれの音量が違う場合、音のバランスを整えます。
ノーマライズして音量を統一することでリスナーが聴きやすいPodcastになります。
BGM・効果音の追加
オープニングやエンディングなど、BGMや効果音を入れることで、より魅力的な番組に仕上がります。
おすすめのフリー音源は以下の記事を参考にしてください。
おすすめの編集ソフト
編集ソフトは初心者でも使いやすいものから、プロ仕様のソフトまでさまざまな種類があります。
音声編集ソフトだけではなく、動画編集ソフトでも音声のみを書き出すことでPodcastに配信する音声データを作ることが可能です。
無料の編集ソフト
Audacity(Windows / Mac)

Audacityは初心者向けの音声編集ソフトです。
カット、ノイズ除去、音量調整などが可能で、基本的な編集はこれ1つで行えます。
DavinciResolve(Windows / Mac)

DavinciResolveは基本無料の動画編集ソフトです。
プロの現場でも使われています。
音声編集機能が充実しており、Podcastにも対応可能です。
有料版では自動文字起こし機能に対応しており、カット編集を効率的に行えます。
有料の編集ソフト
Adobe Audition(Windows / Mac)

Adobe Auditionは有料の音声編集ソフトです。
プロ向けで高品質な編集が可能ですが、操作には慣れが必要かもしれません。
Adobe Premiere Pro(Windows / Mac)

Adobe Premiere Proは有料の動画編集ソフトです
プロ向けの動画編集ソフトですが、Podcastの音声編集にも対応します。
また、Adobe製品同士の連携も取りやすいです。
ビデオポッドキャストの編集に向いています。