メディアコンテいわきは、福島県いわき市にある東日本国際大学・福祉環境学部の大学生15名と、ファシリテーターの愛知淑徳大生10名によって行われました。
東日本大震災で大変な被害を受けたのみならず、原発事故によってそれまでの「当たり前の日常」が一変してしまったこの地域で毎日の日常生活を営む、大学生の思いを映像作品の形で紡ぎました。

1日目
今回のテーマは「いまだからこそ○○が見たい!」です。
いわきの大学生と、愛知から来たファシリテーターの大学生が顔合わせした後、さっそく物語の種を見つけるテーマトーク「お題ぺたぺた」を行い、気になっている物事や、伝えたい思いを掘り起こしていきました。ファシリテーターの学生は、なかなか話しづらいであろう、震災以降の福島での経験や思いをどのように聞き出すか悩みながらも、対話の中から少しずつ物語の種を見つけ出していきました。
各参加者の物語のテーマが見えてきたところで、午後はチーム毎に車に分乗し、写真撮影に向かいました。想像を絶する災害の跡を歩きながら、その中で暮らす人々の思いを、言葉と写真で形にしていきます。
3時間ほどの撮影を終えると、撮ってきた写真を並べながら、物語のあらすじを構成し、発表・議論をします。より伝わる物語にするにはどうすればいいか、真剣な議論が行われました。

2日目
前日に作ったあらすじをさらに練り上げながら、ナレーションを作り、録音し、映像を編集していきました。ここまで来ると、どの組もチームワークは出来あがっていて、楽しくかつ真剣に作業は進んでいきました。完成作品は同日15時より、いわき駅前にあるいわき産業創造館にて上映しました。
出来あがった作品は、彼/彼女らの、地震・津波への思いやいわきへの思いが凝縮されたものになりました。マスメディアの情報からでは見えてこない、福島の、そしていわきの「いま」を感じさせてくれるような、そんな作品になりました。

Media Conte Iwaki workshop was held in November 2011. Iwaki is a disaster area of East Japan Earthquake, and suffered severely damage from the major accidents of Fukushima nuclear plants. The participants of this workshop were
college students who lived in this city. They talked about their daily life after the disaster, distrusts of mass media and complex feelings for Iwaki.
Their earnest messages made us ponder about what we have to do for them.