メディア・コンテは、みんなでわいわい話をしながら、私たちが暮らしのなかで感じるなにげない想いや意見を、写真と声を使った2分程度の映像(デジタル・ストーリー)にしていくワークショップです。
これまで在日外国人の子どもたちやお年寄りなどとさまざまな社会実践を重ねてきました。毎回、世界に一つだけの心にしみる作品ができ上がり、参加者同士の理解や共感も深まって、ワークショップが終わった後には、身のまわりのなにげない風景がちょっとだけ様変わりして見えるようになります。
私たちは多くの場合、ストーリーとはいえないような、もやもやした想いや不満を抱えて生きています。そうした日常のあれこれにあらためて目を向け、自分とそのまわりの世界を誰かとともに見直してゆくことで、そこから社会を問いなおすような大事なストーリーが生まれる可能性があるのです。
メディア・コンテでは、ゲームのようなわくわくするプログラムと参加者同士の対話のなかから、あなただけのデジタル・ストーリーを創りだしていきます。
Media Conte is a collaborative workshop of digital storytelling, particularly targeting marginal voices. Completed digital stories are shared with other people by uploading them to a website and broadcasting them on local cable television channels.
Many ordinary Japanese people tend to hesitate expressing their opinions and they are often not self-aware of the stories they want to express. In other words, they are too shy to show their feelings. Our workshops are attempts to seek out the model of digital storytelling in Japanese society in order to give voice to the general citizens.