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2017年5月20-21日、広島経済大学にて原爆小頭症の方をサポートする「きのこ会」とのワークショップが行われました。

2017年5月20−21日と,広島経済大学の土屋祐子ゼミと,小川ゼミの院生4名(うち3名は留学生)とで,原爆小頭症と呼ばれる障がいをもった吉本トミエさんの取材とデジタル・ストーリーの制作を行いました。

原爆小頭症とは,母親が爆心地近くで妊娠初期に被爆したことによって、身体的/知的な障がいをもって生まれてきた方につけられた症状名ですが、寝たきりのかたから,吉本さんのように一見わかりにくいかたまで,その程度は多様であるそうです。吉本さんですらその人生は波瀾万丈。とても2分で伝えられるものではありませんが、今回、吉本さんは2日にわたって、大変長い時間、学生につきそって話をしてくださいました。

学生たちは自分たちの取材した内容が本当に間違いがないか、誤解を受けないか、とても丁寧に、真剣にストーリー制作に挑み、何度もご本人に確かめながら制作していきました。基本的には吉本さんの人生を自分たちが編集して伝えることになるわけですから,メディア志望の学生たちにとっては,伝えることが生み出す責任を学び,また相手の心に寄り添う経験をしたのではないかと思います。

2017年5月20-21日、広島経済大学にて原爆小頭症の方をサポートする「きのこ会」とのワークショップが行われました。