Hiroshima
With atomic bomb microcephaly patient in Hiroshima

広島

2017

2017年5月20−21日と,広島経済大学の土屋祐子ゼミと,小川ゼミの院生4名(うち3名は留学生)とで,原爆小頭症と呼ばれる障がいをもった吉本トミエさんの取材とデジタル・ストーリーの制作を行いました。
原爆小頭症とは,母親が爆心地近くで妊娠初期に被爆したことによって、身体的/知的な障がいをもって生まれてきた方につけられた症状名ですが、寝たきりのかたから,吉本さんのように一見わかりにくいかたまで,その程度は多様であるそうです。吉本さんですらその人生は波瀾万丈。とても2分で伝えられるものではありませんが,今回,吉本さんは2日にわたって,大変長い時間,学生につきそって話をしてくださいました。

学生たちは自分たちの取材した内容が本当に間違いがないか、誤解を受けないか、とても丁寧に、真剣にストーリー制作に挑み、何度もご本人に確かめながら制作していきました。基本的には吉本さんの人生を自分たちが編集して伝えることになるわけですから,メディア志望の学生たちにとっては,伝えることが生み出す責任を学び,また相手の心に寄り添う経験をしたのではないかと思います。

本研究はJSPS科研費15K00475 「地域を語り継ぐ自己メディア表現とコミュニケーションの研究」(代表者・土屋祐子)の助成を受けています。

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2017

夢物語

吉本トミエ

お母さんのおなかの中で被爆した吉本トミエさんは、原爆小頭症児として生まれました。生まれつき右股関節が不自由です。42回の手術を繰り返しても股関節の痛みは取れず、今は車椅子生活でお嬢さんがいないとどこにも行けません。そんな吉本さんの夢は何か、これまでのこと、今の想いを語ります。

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2017

もっともっと描きたい

吉本トミエ

花の絵を描くことが好きな吉本トミエさんは、お母さんのおなかの中で被爆したことが原因で、生まれつき股関節に障がいがあります。絵を描くようになったきっかけは、そんな股関節の痛みを忘れるためでした。胎内被爆についても猫のイラストで表し、絵で原爆について伝えていこうとしています。一緒に暮らすお嬢さんも絵を描くことが好きで、それが二人の生活を彩っています。

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2017

もしも・・・

吉本トミエ

昭和20年8月6日、吉本トミエさんのお母さんは広島市のアパートにいて、原爆の放射線を浴びます。お腹の中にいた吉本さんも被爆し、その影響で股関節に障がいを持って生まれました。股関節を直すために42回の手術を繰り返し、今は車椅子がないと生活できません。もしも世の中に魔法があって歩けたら、一緒に暮らすお嬢さんとどこに行こうか・・・吉本さんの想いを語ります。

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2017

スイッチ

吉本トミエ

お母さんの胎内で被爆した吉本トミエさんは原爆小頭症を患い、股関節に障がいを持って生まれました。偏見がこわかったため、長い間、周りの人に障がいの原因を言うことができずにいました。しかし、お嬢さんが生まれ、自分が母となったことで、吉本さんに被爆と向き合う「スイッチ」が入ります。今、吉本さんは偏見を無くしたいと、被爆の現実について若い人たちに積極的に話しています。