How students expressing their
experiences of the 311
disaster through DS
Iwaki, Fukushima

いわき

2011

メディアコンテいわきは、福島県いわき市にある東日本国際大学・福祉環境学部の大学生15名と、ファシリテーターの愛知淑徳大生10名によって行われました。
東日本大震災で大変な被害を受けたのみならず、原発事故によってそれまでの「当たり前の日常」が一変してしまったこの地域で毎日の日常生活を営む、大学生の思いを映像作品の形で紡ぎました。

1日目
今回のテーマは「いまだからこそ○○が見たい!」です。
いわきの大学生と、愛知から来たファシリテーターの大学生が顔合わせした後、さっそく物語の種を見つけるテーマトーク「お題ぺたぺた」を行い、気になっている物事や、伝えたい思いを掘り起こしていきました。ファシリテーターの学生は、なかなか話しづらいであろう、震災以降の福島での経験や思いをどのように聞き出すか悩みながらも、対話の中から少しずつ物語の種を見つけ出していきました。
各参加者の物語のテーマが見えてきたところで、午後はチーム毎に車に分乗し、写真撮影に向かいました。想像を絶する災害の跡を歩きながら、その中で暮らす人々の思いを、言葉と写真で形にしていきます。
3時間ほどの撮影を終えると、撮ってきた写真を並べながら、物語のあらすじを構成し、発表・議論をします。より伝わる物語にするにはどうすればいいか、真剣な議論が行われました。

2日目

前日に作ったあらすじをさらに練り上げながら、ナレーションを作り、録音し、映像を編集していきました。ここまで来ると、どの組もチームワークは出来あがっていて、楽しくかつ真剣に作業は進んでいきました。完成作品は同日15時より、いわき駅前にあるいわき産業創造館にて上映しました。
出来あがった作品は、彼/彼女らの、地震・津波への思いやいわきへの思いが凝縮されたものになりました。マスメディアの情報からでは見えてこない、福島の、そしていわきの「いま」を感じさせてくれるような、そんな作品になりました。

Media Conte Iwaki workshop was held in November 2011. Iwaki is a disaster area of East Japan Earthquake, and suffered severely damage from the major accidents of Fukushima nuclear plants. The participants of this workshop were
college students who lived in this city. They talked about their daily life after the disaster, distrusts of mass media and complex feelings for Iwaki.
Their earnest messages made us ponder about what we have to do for them.

2011

福島 拓也
東日本国際大学学生 (2011)

地震が起きても、直接怪我をしたり誰かを失ったりはしなかった。でも、大好きな場所を、大好きな人と、離れなきゃならなくなった。でも、生きるためには仕方がない。大好きなものにもう会えなくなるとしても。(坂本惇)

2011

及川 遼
東日本国際大学学生 (2011)

震災で多くのものを失った彼が震災後どのように自分と立ち向かい、どのような気持ちの変化があったのか。彼の心の変化を表現しています。(安田有希)

2011

風間 賢人
東日本国際大学学生 (2011)

この作品を作った風間くんは震災に正面から向き合っていて、その中で感じた家族の絆や生まれ育ったいわき市への思いを作品で表現しました。ナレーションを「つぶやき」という形にし、風間くんの真っ直ぐな思いが詰まった作品になっています。(田中萌)

Storyteller Mr.Kazama, an university student in Iwaki is a bit shy but he told me his warm love to his family -including goldfish! – and his hometown. (Moe Tanaka, a facilitator, Aichi Shukutoku Univ.)

2011

吉田 諒
東日本国際大学学生 (2011)

震災後、福島県やいわき市についてたくさんの報道がされています。周りからメディアによるイメージだけで判断されたくない!本当のいわきのことを知ってほしい!という気持ちを込めてつくった作品です。「いわきの人たちは笑って生活しているよ!」(千田梨乃)

Storyteller Mr. Yoshida, a university student in Iwaki, Fukushima is angry with the stereotyped images formed by mass media. People in Iwaki live there with smiles! (Rino Senda, a facilitator. Aichi Shukutoku Univ.)

2011

三戸 夕貴
東日本国際大学学生 (2011)

被災した三戸夕貴さんは震災後にいわき市で行われたお祭りで「笑顔の写真展」を見たとき、何かを感じ、とても癒されたと語ってくれました。その感情を次の誰かに繋げたい、という想いからこの作品をつくりました。(北島大揮)

Storyteller Yuuki loved the photo exbition of “smile” after 3.11. She wants to be the same messenger of smiles. (Daiki Kitajima,a facilitator. Aichi Shukutoku Univ.)

2011

仲田 雄亮
東日本国際大学学生 (2011)

距離が離れて、時間が経って大切な人だと分かることもあります。でも、距離が離れたから、時間が経ったから、その時言えなかったことが言えるんです。(坂本 惇)

2011

阿部 司
東日本国際大学学生 (2011)

宮城県出身の大学2年生の阿部君。彼は大学入学と同時にいわきで一人暮らしをしています。友達と楽しく過ごしているなか、東日本大震災は彼を襲いました。いま家族が生きていること、友達が隣にいること、自分がここにいること、これは当たり前のことですか?わたしたちの周りにある絆を、溢れる愛を、もう一度見直してください。そして大切にしてください。(田中麻季代)

Storyteller Mr. Abe is now enjoying single life in Iwaki as an university student. But after 3.11, he often thinks of his family. His story makes us rethink of our love, family and friends. .(Makiyo Tanaka, a facilitator. Aichi Shukutoku Univ.)

2011

遠藤 恵李
東日本国際大学学生 (2011)

本当にここで震災があったのかと思うような街並み、そこで名古屋の学生と変わらない日常を送っている彼女。彼女が感じる、どこか満たされない気持ちは、多くの人が共感できる気持ちだと思います。この作品を通して、皆さんが感じる満たされない気持ちについて考えていただきたいです。(片岡美妃)

2011

清水 健太
東日本国際大学学生 (2011)

お店が流されても営業を続けているお店にやってきたゴジラ。このゴジラがいわきの非日常的現状を語り,いわきでがんばっている人たちの日常を紹介します。

Gozilla came to the convenience store after 3.11. He tells unusual days in Iwaki, and the resident’s daily lives.

2011

藤井 謙太
東日本国際大学学生 (2011)

福島県内の学生である彼が伝えたいメッセージ。彼が震災直後から介護ボランティアとして避難所へ行き感じたこととは。県内と県外からの声に感じたギャップとは。彼の心の叫びを作品の中に込めました。(森優輝)

Storyteller Mr. Fujii doesn’t want to say ” Gambare!” to Tsunami victims. as he helped them as volunteer, and he just wanted to tell them “Otuskaresama” – You had a hard time- and just want to be with them. In the story, you will see the heap of rubble in school. .(Yuuki Mori, a facilitator.,Aichi Shukutoku Univ.)

2011

澤野 文紀
東日本国際大学学生 (2011)

いわき生まれいわき育ちの大学2年生の澤野君。彼はスケボーに乗って、思い出の場所を巡ります。いま「地震」「原発」といったマイナスイメージのいわき。もし自分の愛する町が「ゴーストタウン」と報道されてしまったら?そこにはわたしたちの町と同じように、たくさんの人が笑顔で暮らしていること、そして彼らの思い出がたくさん詰まっていることを、どうか忘れないでください。(田中麻季代)

Storyteller Mr. Sawano was born and brought up in Iwaki, Fukushima and now a university student. He travels and shows us his favourite places on his favourite skateboard. His hometown was sometimes referred as negative images of Tsunami and the Fukushima nuclear power plant disaster. Please remember that many residents have to live there with smiles and the town is full of their precious memories.(Makiyo Tanaka, a facilitator. Aichi Shukutoku Univ.)

2011

吉高 結也
東日本国際大学学生 (2011)

いわきと言えば、原発事故や津波のイメージが強い。しかし、彼はいわきの内陸に住んでおり、大きな被害はなかった。しかし、震災以来約1ヶ月間いわき市内の水道は止まった。そんな状況におかれた彼の気持ちを表している。(安田有希)

Name”Fukushima” has a strong impact of Tsunami and the nuclear accident now. But storyteller Mr. Yoshitaka’s house was not suffered so much. For him, suspension of water supply was the problem. He came to save water after the disaster.(Yuki Yasuda, a facilitator, Aichi Shukutoku Univ.)

2011

佐藤 学
東日本国際大学学生 (2011)

住み慣れた自分の家から突然追い出されたら・・・。そんなときあなたはどうしますか?
この作品は、避難場所という新しい場所や環境でも楽しく生きようという、そんな前向きな作品です。(松井美里)