放送セミナー「ネット世代から見えるラジオの魅力」というタイトルのシンポジウムで「ネット時代の音と声」という講演をすることになりました。

 

追記)2018.9.3
終了しました。

当日は、1)Nagoyaラジオカフェの経験やウェブ上での音声メディアの動向からして、音声がアーカイブされ、それを自由な時間に聞くことに対するニーズは一定あるように思われるが、それに対しての取り組みが日本ではまだ十分ではない。海外のポッドキャスト文化の中には、高いクリエイティビティや内容を誇るものもあり、そこからイベントやグッズ収入に繋げている事例も多い。
2)日本のラジオとこうしたポッドキャスト等から得られる利益とは桁がいくつも違うようなものであるが、ネット時代のメディア動向を考えると、そうした傾向にも目配りをしておく必要があるのではないか。
3)個人的には手軽に聞けるラジオというデバイスそのものを工夫する余地もあるのではないかと思う。歴史の中にあったノベルティラジオや、サングラス型ラジオなど、電波にこだわった運営をするのであれば、業界をあげたデバイスの開発というのもぜひ行なって欲しい。
という話をしました。

 

以下、東海総合通信局のサイトです。

平成28年にスタートした放送セミナーラジオを考えるシリーズの第3回目。このシリーズは、生誕90年を超えたラジオ放送にいま何が起こっているのか何が期待されているのか地域とどう向き合っていくのかなどについて、ラジオに関わる人々のみならず、広く関心を伝染させつつ、21世紀における新たなラジオ時代を考える機会とするものです。

 今回は、ネット配信などメディアの多様化や時代の変革により、ラジオを取り巻く環境が劇的に変わる中、リスナーと制作現場両面の視点から、音で伝わるラジオの魅力や価値を探ります。

平成30年8月24日(金曜日)14時15分から17時00分まで(13時30分から受付開始)

名古屋ガーデンパレス 翼の間 (名古屋市中区錦3丁目11-13)

1 プレゼンI:ラジオ再発見 ネット時代の音と声
名古屋大学大学院情報学研究科 准教授 小川 明子(おがわ あきこ)氏
2 プレゼンII:ラジオ埋蔵金伝説 ラジオにはどんな世代も知らないお宝が眠っている!!
東海ラジオ放送 アナウンサー 源石 和輝(げんいし かずてる)氏
3 意見交換
  • テーマ:若者は本当にラジオから離れているの?
    何でっていいんだろう! 音で伝わる魅力とは。
  • 登壇者:
    • 情報科学芸術大学院大学 教授 金山 智子(かなやま ともこ)氏(コーディネータ)
    • 名古屋大学大学院情報学研究科准教授 小川 明子 氏
    • 東海ラジオ放送 アナウンサー 源石 和輝 氏
    • チームIAMAS Radio(仮) 情報科学芸術大学院大学 学生3名

主催:総務省東海総合通信局、東海情報通信懇談会、東海受信環境クリーン協議会

定員:80名(先着順 参加無料)
定員になり次第、締め切らせていただきます。

申し込み方法:

 件名に8月24日セミナー参加希望と記載いただき、以下の内容を明記の上、8月20日(月曜日)までに、電子メール又はFAX(適宜様式)によりお申込みください。

  • お名前(団体名及び役職等があれば併記ください。)
  • ご連絡先電話番号、FAX番号及び電子メールアドレス
申込先
総務省東海総合通信局 放送部放送課
電話:052-971-9147 FAX:052-971-9394
電子メール:tokai-hoso@soumu.go.jp

お申し込みいただいた方には、8月21日(火曜日)までに受付確認のメール(FAXでお申し込みの場合はFAX)をお送りします。
お申し込みの際にお知らせいただきました個人情報は、本セミナーの参加集約のみに使用し、セミナー終了後に廃棄いたします。

http://www.soumu.go.jp/soutsu/tokai/topics/event/30-0724.html