以前、高齢者施設のデジタル・ストーリーテリングでお世話になった神保智一先生からの依頼で、専修学校クラーク高等学院名古屋校でのワークショップを行いました。
専修学校クラーク高等学院名古屋校で福祉・心理を専攻する25名の生徒さんは、この秋、中村区社会福祉協議会の方と協働で、高齢者のデジタル・ストーリー制作に挑みます。その活動の前段階として、今回は生徒一人ひとりのストーリーを作ってもらうことにしました。
久しぶりの多人数向けのワークショップとあって前日の準備から、少し不安でしたが、想像以上に会話が弾みました。ときどき、立ち止まってしまう生徒もいましたが、ゼミの学生や院生が上手くフォローしてくれたことと、若い生徒なりの柔軟な発想で、面白いデジタル・ストーリーがたくさんできそうな予感です。
高齢の方の困りごとや言いたいことは何なのか。そうした声を聞き取るための質問方法や、一緒に寄り添って想いを巡らせ、共にストーリーを構成していくコミュニケーション力の育成に役立てばと期待しています。11月末に、上映会が行われるようで、今から楽しみです。