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2012
車で20分
中鉢 千尋
この作品を作る過程の中で、「当たり前」という言葉を多く口にしていることに気が付きました。自分自身の当たり前の生活を、震災中は失ったように思えたからです。当たり前を長く続けていると、何が通常なのか分からなくなります。当たり前のありがたみ知ることができる機会になりました。
メディアコンテ尚絅学院は、宮城県名取市にある尚絅学院大学の学生有志9名を対象に実施しました。名取は東日本大震災とそれに伴う津波で大きな被害を受けた街ですが、あれから約1年が経ったいま、改めて「あの日」がどのように思い出され、また現在はどのような思いで日常生活を送っているのか、若者同士で語り合い、作品化しました。
This workshop was held in March 2012. The participants of this workshop were students of Shokei Gakuin University. This University is located in a Natori area affected by East Japan Earthquake and Tsunami. The students framed the day of disaster and current life in their story.
2012
中鉢 千尋
この作品を作る過程の中で、「当たり前」という言葉を多く口にしていることに気が付きました。自分自身の当たり前の生活を、震災中は失ったように思えたからです。当たり前を長く続けていると、何が通常なのか分からなくなります。当たり前のありがたみ知ることができる機会になりました。
2012
加藤 穂波
震災に見舞われた日、わたしは歌を歌っていました。大好きな人、ものに囲まれて、今日も無事に一日を終えるのだと思っていました。一瞬で私達の生活を奪ってしまった震災。苛立ちさえ感じましたが、そんな中にも喜びは隠れています。新たな一歩を踏み出したい、そんな気持ちを込めて作りました。
2012
早川 岳大
3月11日、あの日から一年経ち、僕の住んでいる街は平穏を取り戻したように見えます。でも、あの日おこったこと、3月11日の前とは、なにかがすべて変わってしまったようです。
2012
木皿 由希
日本と韓国の関係ってメディアにとらわれていませんか?私もそうでした。とっても日本が好きな韓国人もいるんです!やさしいんです!メディアだけにとらわれて、韓国が苦手になってませんか?そんな気持ちは捨てましょう!きっと見る目が変わるはずです。
2012
熊谷 祐治
震災後、僕たちの居場所はなくなり、不安や焦りを感じていました。その中でも自分たちで居場所を作り出していくことが出来る。希望があるということを意識して作りました。
2012
秀島 華子
宮城県。地震がきた。津波はきてない。私は元気で、家族や友達も元気。そんなわたし。可哀想だと落ち込むのが正しいのか、現状の中で楽しむのが正解なのか。迷いにまよった末、結局のところわたしにはわからない。そんなゆれる気持ち。
2012
高木 春樹
私のテーマは「善と悪」です。中学生が考えたようなことではありますが、それだけ素朴で身近なことなのではないでしょうか。震災時のような非常時だからこそ、このような素朴な倫理観が問われると思います。考えてみてください。あなたは善い人?悪い人?
2012
早坂 渚
食べ物を通じて、感じた人と人との繋がりや温かさ。普段過ごしている生活では、感じることが出来なかった体験。震災があってから、避難所で感じた思い。人は1人では小さい力だけど、人と人との繋がりの輪が広がることによって大きな力になると感じて、制作した作品です。
2012
新谷 拡
どこへ行くにも便利な自動車。しかし、震災時はガソリン不足で自由に乗れなかった。そんな時は普段、あまり乗らない電車に乗って遠くへ出かける。そこにはいつも見ていたはずの景色とは違ったものが映っていた。当たり前の中から新しい発見がしたい、そんな気持ちから生まれた作品です。